テーマ:イギリス

大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館

 イギリス湖水地方を舞台にした絵本『ピーター・ラビット』シリーズ。  今年は作者であるビアトリクス・ポターの生誕150周年でもあり、渋谷Bunkamuraで行われているポターの展覧会をはじめ、各地で様々なイベントが行われています。  休日を利用して行ったのは、埼玉県東松山市の子ども動物自然公園内にある、「大東文化大学ビアトリ…
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ハッチャーズ(Hatchards)~子どもにこそ「本物」を

 今年の春に生まれた姪っ子に、ささやかながらクリスマスプレゼントを贈った。贈ったのは、銀座の教文館「ナルニア国」で購入した絵本を何冊か。夏から毎月のセミナーでお会いしている、作家の斎藤惇夫氏もおすすめしている本のリストも参考にして、自分自身「これは!」と確信を持ってすすめられるものをチョイスするよう自分なりに心がけた。  とはいえ、い…
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イギリス⑭ 帰路~どこにでもある物語の世界

 「きょう、わしたちは生きている、しかしあしたになったら、きょうという日は物語に変わる。世界ぜんたいが、人間の生活のすべてが、ひとつの長い物語なのさ」                                       (I.B.シンガー『お話を運んだ馬』岩波書店より) ***********************…
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イギリス⑬ 『とぶ船』~グリニッジ天文台

 世界は経営可能である。そう信じる前の段階として、世界は渡航可能であるということがあった。それを信じているから、今もって彼らは気軽に世界に出てゆく。                           (池澤夏樹「イギリスを出た人々」より/新潮社『明るい旅情』収録)  「また、冒険してみないか?」           …
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イギリス⑫ ストーンヘンジ~ケルトの幻影

 概して根本は同じものだ。それは、人間とは自分を超えたものの存在、自分と異なるものの存在を肯定しているからであろう。「異なるもの」は、物語るより仕方がない。物語でしか表現できない。だから、どこの国もみな物語を持っているのだ。                                       (河合隼雄『ケルトを巡る旅』講…
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Portrait of Burnham Overy

 (イギリス⑪ バーナム・オーバリー~『思い出のマーニー』より続き)  (『イギリス⑫ ストーンヘンジ~ケルトの幻影』へと続く)
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イギリス⑪ バーナム・オーバリー~『思い出のマーニー』

 けれども、泣きながらも、新しい、気持ちのいいさびしさが、アンナにしのびよって来ていました。それは、なにかを楽しんで、そして、それが終わったときに感じるさびしさで、なにかをなくして、もう二度とそれを見つけることができないときのさびしさとは、ちがいました。                             (ジョーン.G.ロビ…
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Intermezzo ~Night Walk in London~

 「ロンドン橋が落っこちる 落っこちるったら落っこちる」                           (谷川俊太郎訳『よりぬきマザーグース』岩波書店より) *********************************************************************************…
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イギリス⑩ 自然史博物館~『ドリトル先生』

 「ねえ、先生、おききください、いいことをお話しいたします。動物も話ができることを、先生、ごぞんじでしたか?」                             (H.ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』岩波書店より) ************************************************…
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Intermezzo クライストチャーチ~「Eagle & Child」

 (『イギリス⑨ オックスフォード~『不思議の国のアリス』』より続き)  午後になり、オックスフォードのクライストチャーチ内部へ。オックスフォード大学内で最大のカレッジであり、主教管区の大聖堂でもある。ケンブリッジ大学がノーベル化学賞受賞者を多数輩出した理系に強い大学であるのに対し、オックスフォードはどちらかというと文系色が強…
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イギリス⑧ ベイカー・ストリート~『シャーロック・ホームズ』

 事件の外見が奇怪に見えれば見えるほど、その本質は単純なものだ。  平凡な顔ほど見わけがつきにくいように、ありふれた犯罪ほど、本当はやっかいなんだよ。                  (コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』収録「赤髪組合」より/ 延原謙訳) ***************************…
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イギリス⑦ イーリー、ケンブリッジ~『トムは真夜中の庭で』

 「こう言えるんじゃない? 人間は、それぞれべつべつな『時』をもっているって。もちろん、ほんとうはだれの『時』もみんなおなじ大きな『時』のなかの小さな部分だけど。」                                    (P.ピアス『トムは真夜中の庭で』岩波書店より) ********************…
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イギリス⑥ ケンジントン公園~『ピーター・パン』

 「二つめの角を右にまがって、それから、朝までまっすぐゆく!」                                   (J.M.バリ/厨川圭子訳『ピーター・パン』岩波書店より) *******************************************************************…
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イギリス⑤ パディントン駅~『くまのパディントン』

 「わたしたち、パディントン駅であなたを見つけたでしょう。だから、あなたのこと、パディントンって呼ぶことにしましょう!」                              (M.ボンド/松岡享子訳『くまのパディントン』福音館書店より) *****************************************…
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イギリス④ パングボーン~『たのしい川べ』

 「―だからね、若いきょうだい、君も来たまえ。時は待っていないし、南の国は、きみをよんでいるのだ。  二度と帰らない時が行ってしまわないうちに、冒険してみるんだな!  ただ戸を一つしめて、陽気に一歩ふみだせば、それでいいんだ!  古い生活にかわって、新しい生活がはじまるのさ。」                        …
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イギリス③ ハートフィールド村~『くまのプーさん』、『プー横丁にたった家』

 「さあ、いこう」  「どこへ?」  「どこでもいいよ」と、クリストファー・ロビンはいいました。  そこでふたりは出かけました。  ふたりのいったさきがどこであろうと、またその途中にどんなことがおころうと、あの森の魔法の場所には、ひとりの少年とその子のクマが、いつもあそんでいることでしょう。                …
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イギリス② ロンドン・ヒースロー空港~市内へ

(『イギリス① 香港~ロンドンへ』より続き)  機内ではほぼ寝て過ごしたが、出された食事はすべてとった。時間感覚は曖昧になっているものの、夕食(?)で出された魚料理は美味かった。プディングもついていて、心なしかイギリスに近付いていることが実感されてくる。窓から下を見ると、海だろうか、漆黒の闇が広がっている。  数時間後、機はオラ…
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イギリス① 香港~ロンドンへ

扉開けば 捻じれた昼の夜 昨日どうやって帰った 体だけが確か おはよう これからまた迷子の続き 見慣れた知らない 景色の中で ハロー どうも 僕はここ                               (BUNP OF CHICKEN『Hello,world!』より/詩:Motoo Fujiwara) …
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「物語が生まれた土地」より

 旅から帰ってくると、しばしば途方に暮れる思いにとらわれます。非日常の空間から、また元の日常生活に戻るときに生じるちょっとした焦燥感、ある種の諦念とでも言うべき感情。「実に得難い体験をした」、「いや、もっと様々なものを見ることができたのではないか」という、相反する考えが一緒くたになっている状態。  それでも、今は自分が訪れた彼の地…
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出発

 陸を渡る 風の行方  それに気付く時 ワルツが聞こえるだろう  見知らぬ人たち 見知らぬ景色  子どもたちの声 あの歌が たしかに聞こえる                                    (BL.WALTZ『ワルツ』より) *********************************…
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「イギリス」のクオリアと物語~出発間近

 子どもへの読書指導を仕事としていると、所謂「傑作」とされている児童文学の中で、いかにイギリス発の物語が多いかということが分かる。特にそれは「ファンタジー」とされるジャンルで顕著。  意味があるか分からないが、これまで自分が読んできたイギリス圏の児童文学を、思い出せる限り以下に列挙してみた。順番は単に思い出した順。読んではいる…
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